パース鉄道
 
トランスパースが運営しており、全ての電車の始発はパース駅となります。現在は北(カランヴァイン線)、南(フリーマントル線)、北東(ミッドランド線)、南東(アーマデール線)の4本の路線があります。通勤時間帯には急行や本数も増えますが、夜間や休日、祭日には本数は非常に少なくなります(これはバスも共通です)。切符は各駅の券売機で購入出来ますが、券売機はお札が利用出来ませんので駅に行く前に硬貨をご用意下さい。パース、フリーマントル、ミッドランド等の大きな駅には売店等もありますが、途中の駅は無人駅もありますので、ご注意下さい。
※硬貨は5¢以外の硬貨がご利用頂けます。
 
 
 
 
鉄道は日本とシステムが異なり、改札口がありませんので、切符ご購入後、そのまま切符の確認をせずに列車にお乗り頂けます。切符を買わなくても乗車は可能ですが、切符の確認が車内で行われた場合には罰金が取られる場合もありますので、必ず切符を購入し乗車して下さい。券売機で切符を購入される場合、まずADULT、 STUDENT、 CHILD、 PENSIONERの中から該当するボタンを押し、その後、行く場所によって指定されたゾーン(区間)ボタンを押し、その後、硬貨を入れると切符が出てきます。
※各行き先駅のゾーンは券売機下方に、アルファベット順に並んだ駅名の横に番号が記載されていますので、そちらでご確認下さい。
※列車のドアはドア横のボタンを押さないと開きません。これは乗車、下車時同様となります。
 
 
バス
トランスパースの市バスが運行されており、パース近郊の殆どの場所に行く事が出来ます。日本のように車内での案内がありませんので、乗った事の無いバスの区間をご利用になる際には乗り込む際にドライバーに行きたい場所を伝えると便利です。バスの時刻表・路線表は、パース駅等で無料で手に入りますので、ご利用の前に手に入れられることをお薦めします。

パース市内を中心とした「0ゾーン(区間)」は通常のバス、電車が無料でご利用頂けます。 パース市内、フリーマントルには「CATバス」と呼ばれる無料の循環バスが走っています。無料バスの説明書は、各駅やインフォメーションセンター等で手に入りますので、ご確認下さい。
 
 
タクシー
日本と異なり、流しのタクシーがおりません。ホテル、駅、市内タクシー停留所、レストラン等では呼んでくれますので、そちらからご利用下さい。タクシーは後部座席でもシートベルトの着用が義務付けられています。警察に見付かった場合、ドライバーではなく乗車しているお客様から罰金が取られますので、タクシーご利用の場合もシートベルトは必ずご着用下さい。※タクシーのドアは自動開閉ではありませんので、ご自分で開けて下さい。タクシーをご自分で予約、呼ぶ際には公衆電話などから131388の番号でタクシー会社に繋がりますので、乗り込みたい場所、行き先、名前、時間をお伝え頂き、タクシーをお待ち下さい。パース・フリーマントル近郊にいらっしゃる場合、大きなイベントなどが無い限りは、5分〜10分位でタクシーが参りますが、郊外で呼ぶ場合には1時間近く待たされる場合もあります。また各駅にはタクシー乗り場がありますが、常時タクシーがいる訳ではありませんのでご注意下さい。
 
 
 
 
交通ルール
オーストラリアは非常に広く、日常の生活の中にも足代わりとしての車の存在が欠かせません。基本的に、移動の中心は車が使用されています。旅行者の方の多くがレンタカーの使用されており、左側通行、右ハンドルというルールは日本人の方には非常に運転し易い状況です。しかしながら、レンタカーのご利用が多くなるにつれて事故も急増しています。運転の前には、必ずオーストラリアの交通法規を理解することをお願い致します。※レンタカーを借りる際には、クレジットカード、日本の免許証、国際免許証が必要となります。※保険等の問題により、25歳以下の方には車を貸し出さないレンタカー会社も多くありますのでご注意下さい。

パース市内の、メトロポリタンエリアと言われる場所では、制限時速は60Kmとなります。高速道路では80Kmから100Kmとなります。郊外のハイウェイといわれる幹線道路では、最高制限時速が110Kmとなります。当地では万国共通の交通標識が多く使用されているので、問題はあまりありませんが、中には日本では見たことのないような標識もあります。運転の前には、現地で運転をしている方のアドバイスを元に、安全運転を心がけて下さい。

日本との大きな違いの一つに、ラウンドアバウトと呼ばれる円形のロータリー交差点があります。これは右側から来る車が全て優先となりますので、車を乗り入れる場合には十分注意が必要です。 STOPのサインは一時停止、大きな道を横切る場合や合流する場合に多く見かけられる、GIVE WAYというサインの場合は、完全停止の必要はありませんが、周囲の状況を良く確認して合流を行って下さい。

飲酒運転については非常に厳しい罰金が課せられますので、十分注意して下さい。週末、ホリデーシーズンには様々な場所で飲酒の検問が行われており、アルコールの血中濃度が0.05%を越えると飲酒運転とみなされます。

交通規則違反については非常に厳しく、様々な場所に移動スピードカメラが設置されています。速度制限を10キロオーバーするだけでもカメラが作動します。交差点には信号無視を取り締まるカメラも設置されている場所がありますので、黄色信号では必ず停車するようにして下さい。パース市内の駐車違反も非常に厳しいので、路上のコインメーター、駐車チケット等は短い時間の停車でも必ずご利用下さい。

日本では考えられないことですが、郊外の道では夕刻より朝までの夜間には、路上にカンガルーが出てきたり、郊外のファームエリアでは牛、羊が出てくる場合があります。 誤ってぶつかると車にも大変なダメージがありますので、郊外での夜間の運転は出来るだけ避けるようにして下さい。

詳しい交通ルールは各地のライセンシングセンターに小冊子が用意されておりますので、ご利用下さい。
 

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